human race
2010年 01月 29日異国の美術・建築物をみると同時に、「イギリス自国らしさとは何か?」というイギリス国民としてのアイデンティティに関わる問いに変化していった。自国の伝統的様式を創造的視点から見直す動きがあった。田舎に残存した中世以降、継承されたゴシックの廃墟や村落の郷愁的で伝統的なものへの関心が高まった。
アダム兄弟は、自己の美学を磨くうえで数々の図面と向き合い、彼らの感性に響くものは受け入れ、無駄だと思うものは得てこなかっただろう。彼らの主張の通り、誰のパロディでもコピーでもない囚われのない精神のもとで図面を書いていたと思う。ピクチャレスクか、非ピクチャレスクかという論争は彼らにとっては何の問題でもないと天国で話しているだろう。
高い創造性と独自性をもった人というのは、分類・分析されたりすることよりも、直観で判断してもらいたいと願う人間だから。「非」ピクチャレスクで、「彼ららしい」という孤高の存在として位置づけられたいと願っていると解釈する。
これはわたしの答え
一人お医者さんごっこを母に披露
広い広い場所へ大浴場ですよ
混乱していないふり
暴行事件を引き起こす
相談事を祖父にする孫
たまげるからよしんさい
わたしの映った写真が彼のポートレート芸術として残っている
彼と関わっていたことを忘れかけていたのに
関わっていたことを消したいのに
でも彼のかいた絵をみると
わたしは彼のことを愛していた理由がそこにあったと感じる
彼がわたしを選んでくれてわたしも彼を選んで
でも彼はわたしのことをそこで
めんどくさいめんどくさいどうでもいいどうでもいいゆるぎないものがほしい
満たせなかった
不快な距離
いやそこには確かにひき合う力があった
傷ついていたことをいえなかった
けっきょく言葉を飲み込んでいた
もっと馬鹿にしておけばよかった
ひっかけばよかった
もうおおくのことを忘れてしまった
彼と撮った写真をアルバムにいれて和室においていた
別れてから数カ月たって彼はわたしのもとへ
写真をぬいた状態でアルバムをもってきた
わたしたちの写真のぬかれたアルバムにはもう
その価値はないの
それとあれこれともってきた
捨てられないんじゃなくてさ
結局わたしたちは怒りも不満も喧嘩もすることなく
沈黙こそ美しいと
このまま忘れてしまいそうだから
おもうことを残しておこう
2月は何かをはじめるとき
来月から松濤の住民
冬の服飾のたのしみを感じられるようになった
おいしい話の裏になにが?
身体と心をかけた実験がはじまります
by neco_gv
| 2010-01-29 23:27
| スキなもの